代表理事、立石剛氏の新刊
『セミナー講師の教科書』かんき出版
只今5刷!好評発売中!
東洋経済ONLIN
「これが今売れているビジネス・
6位に入りました!
土井英司氏「ビジネスブックマラソン」で紹介されました。
代表理事、立石剛より挨拶
この本は、職業や年齢を問わず、能力や実績のあるなしに関わらず、どんな人でもセミナー講師になって1年目で結果が出せるノウハウをまとめたものです。
本当に1年で結果が出るのか、と思われるかもしれませんが、実際は1年もかかりません。書かれたことを忠実に実践していただければ、早い人だと2ヶ月もあれば十分です。
申し遅れましたが私、立石剛は、現在、一般社団法人日本パーソナルブランド協会、代表理事であり、セミナー講師としても活動しております。 12年前に「パーソナルブランドのつくり方」をテーマに、セミナー講師としてデビューし、1年目から結果を出しました。その後もコンスタントに講師の仕事を受注し、売り上げを伸ばし続けております。
一方で、セミナー講師の育成にも力を入れております。日本初のイベント、セミナー講師の甲子園「セミナーコンテスト」を立ち上げ、全国8ヶ所で開催してきました。そして、プロのセミナー講師を目指す人を対象とした「セミナー講師養成コース」を、東京と大阪で開講してきました。これまで育成してきたセミナー講師の数は、10年間で1200人以上になります。
じつは、私のところに学びに来る受講生のほとんどがセミナー講師未経験者であり、人前で話すことに苦手意識をもたれています。そんな人たちに2ヶ月間、セミナー講師の基礎から教えるわけです。はじめは受講生自身も、本当にできるのかと不安に思うようです。
ところが2ヶ月後の卒業発表では、誰もが立派なセミナーを披露してくれます。その場に立ち会ってくださる講師派遣会社から、仕事の依頼をいただくことも珍しいことではありません。
卒業してから1年で登壇回数が100本を超える方、出版が決まる方もおられます。
ここまで読まれた皆さん。もしかすると「立石さんに、並外れた指導力があるからでは?」「カリスマ講師の立石さんが、直接指導するからこその成果では?」と思っているかもしれません。 ところが私は、いわゆるカリスマ指導者ではありません。見た目も普通、雰囲気もいたって普通の人間です。
でも、結果が出てしまうのはなぜなのでしょう?それは、私が他の講師があまり教えることのない2つのことを教えているからです。
>>1:自分の強みを活かせるオリジナルセミナーのつくり方
まず一つ目は、「自分の強みを活かしたオリジナルセミナーのつくり方」です。そもそも、強みとは意識せずともできてしまう能力のこと。意識せずともできてしまうがゆえに、練習を繰り返す必要がありません。強みを活かしたセミナー内容であれば、まだ経験の少ないセミナー講師1年目でも、緊張せずにうまく話せてしまいます。
さらに、オリジナルセミナーがつくれることは、セミナー講師として結果を出すためにはきわめて重要です。すでに誰かがやっているセミナーテーマなら、お客さんは実績のある人から聞きたいと思うでしょうから、選ばれるのは難しくなります。 実績も信用もない人、これからセミナー講師を目指す人が、1年目から結果を出すためには、他にはないオリジナルなセミナーをつくることこそが、手堅い方法なのです。
かくいう私も、今から12年前、当時はうだつのあがらない保険営業マンでした。自分を変えたいという理由でセミナーを受けはじめ、自分で勉強会も開催していました。 そんなある時、私がセミナーを開催することになりました。その時に考えたテーマが、「パーソナルブランドのつくり方」です。名もない私の初セミナーでしたが、40名以上の方が集まってくださいました。
講師としてデビューして1年目で20本登壇することができ、本業のほうもこれまでにないほどの結果を出すことができました。翌年の登壇回数は50本以上。翌々年は出版のお話しもいただくなど、セミナー講師としては1年目から順調に結果を積み上げてきました。理由は、「オリジナルのセミナーをつくったから」です。
こんな私でもできたのだからと、10年前から、オリジナルセミナーのつくり方を教えるようになりました。先ほどもお伝えした、セミナーコンテストの参加者や、セミナー講師養成コースの受講生に、そのノウハウを伝えたのです。すると今度は受講生たちまで、以前の私と同じようになりました。1年目から結果がではじめたのです。
>>2:セミナー講師の8つののビジネスモデルのつくり方
もう一つ、私が力を入れて教えていることは、「ビジネスモデルのつくり方」です。ビジネスモデルとは、「稼ぎ続けるための仕組み」と考えてください。 今の時代、ある程度の経験や実績がある人ならば、インターネットという便利なツールを使い、適切な方法さえ知っておれば、集客にもさほど困りません。1年目から結果を出せてしまいます。
しかし、継続的にセミナーを開催すること、セミナー講師を長く続けることは、決して簡単ではありません。長く続けるには、長く続けるための仕組みを持つ必要があります。長く売れ続けている講師はみな、自分の強みを活かしたビジネスモデルを持っているのです。
私、立石は、セミナー主催者としての経験も長く、そのことを、数多くの人気講師から学ばせていただきました。私自身がその学びを実践しているからこそ、一つのテーマで継続的に、セミナーを開催し続けていられるのです。今では、私のもとで学ばれる受講生にも、ビジネスモデルの大切さを教えています。だからこそ、継続的に結果を出す人が多いのだと思います。 今回の本では、セミナー講師のビジネスモデルの作り方を8つ紹介しております。
というわけで、この本は、これからセミナー講師を目指す人にとっては、1年目から結果を出すことができ、10年以上にわたり結果を出し続けるノウハウが体系立てて学べるものとなっております。 すでにセミナー講師として活動している方が読まれても、ご自身の新たな課題が明確になることでしょう。今後の講師活動を加速させるヒントが、たくさん得られるはずです。
繰り返しになりますが、この本は、私がこれまで10年以上にわたり実践し、かつ、セミナー講師を目指す人にも実際に教えてきた経験がもとになっています。机上の空論ではなく、実証済みのノウハウばかりです。ぜひこの機会に手にとっていただき、あなたのセミナー講師活動に活かしてください。
一般社団法人日本パーソナルブランド協会
代表理事 立石剛
この本を読んで欲しい人
・講師を目指し、「1年目から結果を出したい!」と考えているすべての人
・すでにセミナー講師として活動しており、成長スピードを加速させたい人
・セミナー講師に興味があるが、自分にできるか不安で、二の足を踏んでいる人
・一歩を踏み出したものの、思うように結果が出ず、成功のヒントがほしい人
・これまでの人生経験を活かして、社会に貢献できないかと考えている人
・独立を考えてはいるが、営業が苦手で顧客獲得に自信がなく、不安な人etc
目 次
第1章 1年目から結果を出し、10年稼ぎ続けるセミナー講師の考え方
- あなただからこそ救える人がいる
- セミナー講師は、これまでの仕事の概念を変える
- 「人が変わる」お手伝いをするのがセミナー講師の仕事
- 長く稼ぎ続けるセミナー講師の考え方とは?
- 3つの講師スタイルを知る「講演家」「研修講師」「セミナー講師」
- 自分の勝てる市場を見極める
- 「市場の外」には大きなマーケットが広がっている
第2章 あなたにふさわしいセミナーテーマの見つけ方
- 売れるセミナーテーマは3つの視点で考える1
- 成功体験と失敗体験の両方を紙に書き出してみる
- 売れるセミナーテーマは3つの視点で考える2
- 「強み」とは意識しないでできてしまうこと
- 売れるセミナーテーマは3つの視点で考える3
- 「情熱」をもってやりたいと思っていること
- 1つでも際立ったものがあれば、それをテーマにしてみる
- 細分化して特化して、オリジナルなテーマを設定。オンリーワンを目指す
- 4つの視点をかけ合わせるだけでテーマは無限に広がる
第3章 受講生を成功へと導くシナリオのつくり方
- 一流のセミナー講師は5部構成でシナリオをつくる
- 自己紹介の目的は、受講生との信頼関係を構築すること
- 自己紹介は「現在→過去」の順番で伝える
- セミナーのゴールを明確にする
- 受講生の抱える真の問題を気づかせてあげる「問題提起」
- 問題提起を考える4つの型
- いいノウハウとは、「再現性」のあるノウハウのこと
- ノウハウを3つにまとめる
- ノウハウにオリジナリティーを出すコツは「独自の意味づけ」と「ネーミング」
- 受講生の頭を整理し、背中を押す「まとめ」をつくる
第4章 一流講師が必ずやっている、人を動かす話し方
- セミナー講師に「流暢な話し方」は必要ない
- わかりやすく話すための3つの要素
- おもしろく話すための、最もかんたんな方法は、具体例を挙げること
- 話のおもしろさが増す、5つの引き出し
- 誰にでもかんたんにできる、人を感動させる話し方
- 体験談は「物語」として話す
- EP法で、心に響くメッセージを伝える
- あなたの話を印象づける「間」の使い方
- 緊張する人の、間違った2つの思い込み
- 緊張は「演台」「スライド」「マイク」を使えば軽減できる
- 実践する機会が少ない人のための、効果的な学習方法
第5章 セミナー講師のためのパーソナルブランド構築法
- ほかと比べようのない自分の価値を再定義する
- 自分の価値をヒトコトで表現できるキャッチフレーズをつくる
- 信頼されるプロフィールの書き方
- 自分の活動をブログで発信し続ける
- テーマに合わせて服を選ぶ
- セミナー講師としてのミッションを語り続ける
第6章 セミナーを自主開催する
- セミナーの開催方法は2つある
- 告知ページに必ず記載すべき10の情報
- セミナー参加費の決め方
- 情報発信ツールを使いこなす
- リストの効果的な集め方
- 効果的なセミナーアンケートのとり方
- スタッフを卒業生に頼む本当の理由
- 自分のセミナーを高く売れる人、売れない人の違い
第7章 10年稼ぎ続けるセミナー講師の8つのビジネスモデル
- 10年稼ぎ続けるためには、自分なりのビジネスモデルをつくることが大切
- コンサルタントモデル
- 講師エージェントモデル
- 顧客プロデュースモデル
- ジョイントベンチャーモデル
- コミュニティーモデル
- オーディオ教材モデル
- ロイヤリティーモデル
- 勉強会主催者モデル
- セミナー講師として自分らしいスタイルを手に入れるための10カ年計画
著者プロフィール
パーソナルブランド・コンサルタント 立石 剛(Tsuyoshi Tateishi) 有限会社ブランドファクトリー代表取締役 |
1967年大阪府箕面市生まれ。同志社大学卒業後、大手損保険会社に入社、29歳の時に生保険会社へ転職するも業績が思うよう伸びず悩みはじめる。自分を変えたいという理由で自らお金を払い様々なジャンルのセミナーに通いはじめる。35歳の時に自主勉強会を立ち上げ、人気講師やベストセラー作家を招いてセミナーや講演会を月に一度のペースで開催するようになる。この頃から「いいセミナーとは何か?」を考えるようになる。翌年「パーソナルブランドセミナー」をテーマに自ら講師として登壇するようになり、ビジネス誌でも大きく取り上げられる。全国各地からセミナーや講演の依頼が増え続ける。37歳の時「パーソナルブランド」を専門にした研修コンサルタント会社を設立。パーソナルブランド構築に役立つという理由からセミナー講師育成に力を入れるようになる。自ら企画した日本初のイベント「セミナー講師の甲子園”セミナーコンテスト”」は現在全国8カ所で開催、9年で延べ800名以上のセミナー講師を輩出。2013年に一般社団法人「日本パーソナルブランド協会」を立ち上げ、パーソナルブランド認定講師の育成にも力を入れている。
【セミナー・講演実績】
(株)船井総合研究所/大阪産業創造館/東大阪商工会議所/箕面商工会議所/北大阪商工会議所/トヨタ自動車株式会社 / (財)にいがた産業創造機構 /(財)あいち産業振興機構/NPO法人ジャパンリーガルパートナーズ / NPO法人週末起業フォーラム/AIU保険株式会社 /ソニー生命保険株式会社 /三井住友海上火災保険株式会社/都島倫理法人会 / TKC城北支部 / 吹田市鍼灸マッサージ協会/(有)エリエス・ブック・コンサルティング/京都芸術デザイン専門学校etc
最後に
私は、価値あるセミナーが世の中に一つでも増えることを願って今回の本『セミナー講師の教科書』を書きました。価値あるセミナーは、学ぶ人だけでなく、教える人をも輝かせます。私自身が、自分の能力を活かせず中々芽が出ない人間でした。私はセミナーで救われました。自らセミナー講師になったことで自分の才能を開花させ、自らの道を切り開いてきました。
この本が一人でも多くの人の手に渡り、価値あるセミナーがたくさん増えること。教える人も、学ぶ人も共に輝き、お互いを尊重、活かしあえる社会が広がることを願っております。
一般社団法人日本パーソナルブランド協会
代表理事 立石剛