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セミナーコンテストグランプリ2020 卒業生対談


セミナーコンテストグランプリ2020 卒業生対談
藤原 友子 × 西村 博

「考える・悩む・伝える、そのすべてが経験となり、
生き方が変わった

 

「伝える力」を磨きたい! それがセミコン への第一歩

立石 日本パーソナルブランド協会代表理事の立石です。セミコングランプリ全国大会の会場で配布する大会パンフレットに、卒業生対談として西村博さんと藤原友子さんに来ていただきました。はじめに、西村さんから自己紹介をお願いいたします。

 

西村 現在、一般社団法人日本ほめる達人協会で特別認定講師をしながら、「仕事と家庭円満プロデューサー」として、企業や学校関係で講演やセミナー活動をしています。一方で自動車関係の仕事を2店舗、ペットの葬儀会社を1店舗、合計3店舗の経営もしております。こんな僕ですが、実は子供7人の父親で、過去に妻に家出をされて人生の転機を迎えました。そして、これが僕のセミコンのテーマになりました。セミコンの実績は、セミコン高松で優勝しまして、2018年のセミコングランプリを優勝することができました。

 

藤原 選ぶ片づけ研究所代表の藤原友子です。私は4人の子供がいて、その4人の子供の片づけバトルから生まれた、「捨てる」のではなく、必要なものを「選ぶ」ことから始める片づけのやり方を伝えています。これからの時代に必要な、女性や子供の選ぶ力を身につけるためのノウハウを、セミナーやテレビ番組でお話させていただいています。セミコンは第14回福大会で優勝して、第2回シンガポール大会で2位になりました。

 

立石 セミコンに出ようと思ったきっかけは何でしたか?

 

西村 僕は自分自身がダメ親父というか、怒ってばかりの父親で、子供が萎縮してしまった経験があるんです。それで「人の気持ちがわかるようになるなら」と心理学を17年前から勉強し始めました。自分のために勉強したんですが、そのことを友人に話すと、「その話、おもしろいから一回うちの会社で話してみて」と言われて、2、30人くらいを前に話したんです。その時に、自分の経験談が喜ばれたんですね。人前で話すことって、こんなに楽しくて人の役に立つんだと。そこで初めて「セミナー講師」と検索してみました。日本パーソナルブランド協会が出てきて、セミナー講師養成コースを見つけ、すぐに申し込みをしました。

 

立石 セミナー講師養成コースを出て、すぐにセミコンに申し込むのは、迷わなかったですか?

 

西村 すごく迷ったんですけど、卒業した同期のメンバーが広島セミコンに出ること聞いて、「じゃあ、僕も」と便乗した感じです。一人で出るのは恥ずかしかったので、良いきっかけになりました。

 

立石 今だから言えることですが、西村さんはセミナー講師養成コースに通われていた時は、ダメダメ受講生でした。卒業発表の一週間前まで内容が固まらず、資料ができきなくて、途中リタイアするんじゃないかな?と心配になるほど。それが、発表して優勝して!素晴らしかったです。

 

立石 藤原さんの、きっかけはどうでしたか?

 

藤原 私が所属している整理収納アドバイザーの研究発表大会があって、資格をとってすぐにチャレンジしたら、運良く全国大会までいけたんですが、入賞はできなかったんです。悔しくて2年後に再チャレンジしたんですが、全国大会にはいけてもやっぱり入賞はできなくて。それがもうとっても悔しくて、ボロボロ泣いて、「次は何にチャレンジしようか」と思っていたら、友人にセミナーコンテストのことを教えてもらって、何も考えずに申し込みしました。

 

このセミナーを届けたい! 「自分」から「受講生」へ主役がスイッチ

立石 いざ、セミコンに出ることになりました。最初から順調でしたか? えらいところに来てしまったと思いましたか?

 

西村    出ると決めてからは、とにかく優勝するしか考えていませんでした。広島大会に出た時は、2日前に広島に入って、宮島で必勝祈願のお参りをして、奥にある公園で鹿を相手に練習をしていました。前日には心を落ち着けて練習をして、「よし、これだったらイケる!」と、体調を万全に整えて、広島大会に臨みました。ですが、いざやると結果2位で。めちゃくちゃ悔しかったんですけど、優勝された諏訪さんのセミナーの内容が圧倒的に良くて。「これは次にいくしかない」と、懇親会で「次は高松大会でリベンジします!」と宣言しました。

 

立石    再チャレンジされたんですね。

 

西村 はい、再チャレンジの高松大会で優勝しました。でも、かろうじて優勝できた感じで。懇親会で立石先生とお話する機会があって、「西村くん、今のレベルじゃ大阪の2人の優勝者の足元にも及ばないよ」と言われたんです。そんなセミナーでグランプリ出場するわけにはいかないと思って、セミナーを一新する流れになりました。

 

立石 藤原さんはどうですか。

 

藤原 セミコンの事前対策講座では、自分が本当に大切にしたいことが形になるのがうれしくて、楽しくて仕方がなかったです。本番までに睡眠不足になりながらセミナーの内容を練り直して臨みました。私も西村さんと一緒で、グランプリに出場することしか考えていなかったので、優勝した時はうれしいというよりも、「まず、オッケー!」と思ったのを覚えています。

 

立石     この対談を読む人は、まだ講師をやったことがない人が多いと思います。セミナーを作って発表するまで、何が一番大変でしたか?

 

西村    対象者を決めて、その対象者に向けてセミナーをしないといけないじゃないですか。立石先生に「今のセミナーじゃダメだよ」と言われた時から、どうやったら人に響くような話し方ができるだろう、構成ができるんだろうと、すごい悶々としましたね。本当にこれでいいのか、わからないまま当日を迎えた感じです。

 

立石 対象者も何回か変わったものね。

 

西村 はい、変わったし、今思えばブレていた感じです。

 

立石 これはやっぱりありますね。ふだん仕事をしていて、対象者を絞ってください、誰を救いたいんですか?と考えることは少ないだろうし。藤原さんはどうですか?

 

藤原 私はセミコンに出たきっかけが、自分が前のコンテストで入賞しなかったからなので、まず自分を認めてほしい、今度こそグランプリをとりたいという思いが先にあって。そこで対象者を考えて、対象者がどんなことに悩んでいるのかという部分に目がいってなかったことに気づいたんですね。まず視点を変えなくちゃいけない。そこからの深掘りに葛藤しました。

 

立石 お二人は地方大会で優勝しました。優勝すると今度は、グランプリの大会を目指して予選があります。そこで印象に残っていることがあれば教えてください。

 

西村 僕はセミナーを一新すると決めて、それまでのセミナーを捨てたので、もう一度自分の過去をさかのぼりました。その時に、僕の人生の転機は、17年前に妻に家出をされたことだと気づいたんです。ここで、妻の家出からの経験をセミナーとして初めて作ったんですね。でも、こういう内容のセミナーって、きっと賛否分かれるだろうな、という気持ちもあって。この期間は結構悩みました。

ある時から、「夫婦仲が良かったら、家庭の土台が良かったら、子育てはきっとうまくいく」という原点に気が付いて、ここから自分の気持ちが変わっていきました。優勝することじゃなくて、このセミナーを絶対に届けないといけないという気持ちに変わっていったんです。

このセミナーを作る時に、過去のいろんなことを思い出す作業を妻といっぱい話をしながら進めて子供たちとも話をすることで鮮明に思い出しました。また、主婦の本音が聞きたくて、ママ会にも呼んでもらって、夫に関するダメ出しもたくさんもらいました。「『イクメン』って何なん?私は『イクママ』って呼ばれたことないけど」って。確かにそうだな、って僕は妻に家出をされて、初めて家事と育児を体験したんです。赤ちゃんを背負って、食器を洗ったり、料理を作ったり、掃除したり、全部下向きの作業なことに驚いて。下向きは自然と心が落ち込んでいきます。それを、24時間364日、家事育児をしている妻に申し訳ないとようやく気づいて。そんなことがあって、「このセミナーは絶対、世に出さないといけない!」という思いが強くなりました。

 

立石 おもしろいね。自分が家出されて変われたと。だからノウハウが「女の人にプチ家出してください」と。これが会場を沸かしたというか。男女関係なく、人は痛みがないと変われないということで、たくさんの共感を生んだセミナーでしたね。藤原さんどうですか。

 

藤原 グランプリ予選に向けて、その辺から少しずつ見方を変えていきました。受講生あってのセミナーで、受講生が主役じゃないといけない。だったら受講生対象者の声を聞いてみようと、モニターを募ったり、少人数のセミナーを開催したり、様々な声を聞きました。そして、自分はなぜ伝えたいのか、なぜこのテーマなのか、と掘り下げていきました。印象に残っていることは、4人の子供たちが私の変化に気づいたことですね。「何か、お母さんが始めたぞ。これはいつもと違うぞ。いつもパソコンに向かっているし、ブツブツ言ってるし」と。挙句の果てに10分セミナーの練習を聞かされるわけですよ。しゃもじをマイク代わりに持って話したりして。子供たちは強烈に覚えているみたいです。

 

立石 お二人とも、たくさん練習されたと聞いています。話し方の練習で、自分の苦手なところとか、克服したことなどはありますか。

 

西村 とにかく緊張すると早口になることと、滑舌が悪い。当時は広島の板坂裕治郎先生にコンサルタントをお願いしていました。何度も広島に足を運んではセミナーを聞いていただき、「その一辺倒なしゃべり方を直せ! 全然、心に響かんの~、せっかくの良いセミナーが台無しじゃ!」と言われていました。なぜ板坂先生かというと独特の話し方と「間の取り方」や「タメの取り方」、熱い想いが心に響いたから、すべてマスターしたいと思って、録音してずっと聞いていました。まずは「間の取り方」「話し方の強弱」「身振り手振り」をインプットして、練習していたら広島弁に変わっていってしまって(笑)。そこから変換して自分のものにしました。

グランプリの決起大会の日に、みなさんに10分セミナーを聞いてもらったんですが、歴代の優勝者の方からは「全然響かない」と言われたんです。結構自信があったのでショックで。「100回は練習したか?」と聞かれて、「そこまでしていないです」と言ったら「まだまだやな」と。決起大会からグランプリ予選まで残り一週間くらいだったと思うんですが、「じゃあ、今から100回したらいけるんかな?」と思って、素直に100回練習したんです。そして、グランプリに出場できることになりました。グランプリ3日前からは京都入って、お昼の12時から夜の10時まで、カラオケボックスでひたすら練習しました。グランプリ当日は4時に起きて、またカラオケボックスに行って7時まで練習して、ラスト1回という時に、「あ、イケる!」と確信が持てました。

 

立石 それだけ数をこなすと、どんな変化がありましたか?

 

西村 セミナーを世に出したいという思いと自信、心の準備が万全にできた状態ですね。早く発表したい気持ちで、ずっとワクワクしていました。

 

藤原 かっこいいですね!

 

立石 藤原さんはどうでしたか。

 

藤原 人の前に立つことは、音楽の教師という仕事もしていましたし、子供の頃からピアノも習っていたので、コンクールや発表会などで慣れてはいたかもしれません。ですが、音楽の教師は話すより歌っている方が多いんです。セミナー講師のイメージは、長時間、流暢に綺麗に話さないといけない感じがあって。でもセミコンの対策講座で聞いたのが、「受講生あってのセミナーだから、一人でしゃべり倒さない。相手の反応を見て、相手の力を借りて話しなさい」という内容だったので、「セミナーを進めていくって、そういうことなんだ!」と気づいたんですね。

そこから、自分が話している姿を動画に録りました。もう全然面白くなくて。ただ話しているだけ。「間」の大切さや、受講生が考える時間を待ってあげることなど、そこを気をつけて練習するようになりました。100回はしていないかもしれない。だからダメだったかもしれないですね。

 

立石 藤原さんはグランプリの代表決定戦で惜しくも敗れて、グランプリに行けなかったんですね。行けなくて、悔しかったですか?それとも、これでやり切ったという思いでしたか?

 

藤原 全然、やり切っていないです。そりゃ悔しいですよ。だって、グランプリで優勝することしか考えていなかったですから。年末から落ち込んだまま年を越し、正月も落ち込んで、そこから立ち直るまでに2カ月かかりました。とにかく落ち込んで、元気がない。食欲がない。やる気がないという感じで、かなり引っ張りました。

 

西村 失恋した感じ?

 

藤原 そう、失恋みたい。ここまで落ち込むか、みたいな。やっぱりそれだけ賭けていたんでしょうね。でも、また頑張ろうと思えたきっかけは、ブロック大会の帰り道に、広島駅に向かうタクシーの中で、立石さんと戸田さんが「本を書くことは考えてないの?」と言われて。あ、そういう方法もあるんだと。それがずっと頭に残っていたんですよね。戸田さんは本の仕事されているし、ブログの仕事もされているし、本を書くこともいつか考えたいなって思って、まずブログを毎日書こうと決めました。そこからだんだん元気が出てきて、次にやることがだんだん見えてきました。

 

西村 それで、本当に本を出版されましたから、すごいですね!

 

セミコンで得たものは、「新しい能力の開花」と「使命感」

立石 二人は地方大会で優勝。西村さんはグランプリで優勝。藤原さんは、グランプリ予選では惜しくも敗れましたが、昨年のシンガポールでは準優勝。改めて、セミナーコンテストに出たことによって、仕事につながっていることや、どんな成果があったのかを具体的に教えてください。

 

西村 僕の場合は、徳島というローカルエリアでセミコングランプリで優勝した人が初めてだったので、大きく新聞に載って少しだけ騒ぎになりました。その時に、ちょうど町長選があって、「西村が町長に出る!」って噂が広まって。僕はそんなこと一言も言っていないのに、「セミコンってすごいな。これだけ騒がれるんだ」と驚きました。そこから一気に認知度が上がって、おかげさまで四国放送の『ゴジカル!』という番組で水曜日のレギュラーコメンテーターをさせていただいています。

番組のディレクターさんと話をしていても、僕が伝えたいこと-「仕事と家庭円満プロデューサーとして、家庭の土台が大事」-が明確なので、専門家として使いやすいと言われました。セミコン のおかげです。

 

立石 毎週の番組というのが素晴らしいですね!街を歩いていたら指を差される感じ?

 

西村 そうですね。指を差されたり、「いつも観てるよ」と声をかけてもらうこともあります。応援してくれる人やファンの方が多くなりました。

 

立石 藤原さんはどうですか。

 

藤原 私は使命感を手に入れました。これがあるから、どんな嫌なことでも続けられます。それまでは、自分が優勝したい、自分を良く見せたい、上手に話したい、そんな感じでした。ですがセミコンのおかげで、「対象者を幸せにしたい。そのためにはどうしたらいいんだ」と常に考えながら行動するようになりました。セミナーをした時に、参加者から「いろんな人の片付けセミナーを聞いたけど、藤原さんの内容が一番たくさん行動できた」と言われたのが一番うれしかったですね。対象者を幸せにしたいという使命感から来たんだと思います。

今、ローカルのテレビ番組に月に一回出させてもらっていて、すでに70回を超えています。テレビ局のかたから、「藤原さんの話は、聞いたあとに『やってみよう』と思えるから、ずっと使わせてもらっているんだよ」と言ってもらえることもうれしいですね。あと、新聞の『子どもと一緒に片づけるコーナー』の連載も持っていて、子どもたちが新聞を見て、「やってみました!」と編集部に手紙が来るようになったことも、自信につながりました。それも全て、セミコンで得た使命感からだと感じています。

 

立石 ちなみにシンガポール大会。藤原さんは準優勝でしたけど、海外に出て手に入ったもの。日本の大会とはまた違うものは、何かありますか。

 

藤原 一番苦しかったのが、日本語のセミナーを作ることでした。英語が話せないから、英語が一番大変だろうと思っていたんですが、大変なのは日本語でした。やっとできた日本語のセミナーを英語に翻訳してもらったら13分。そこから10分にするのが本当に大変で、めちゃくちゃ苦しかったです。それまで何年も自分でやってきたことを、言葉を捨てるようなこと、絶対にできないと。でも片付けと一緒で、削るとか捨てるではなくて、本当に必要なものは何か、この選ぶ作業をやってきたおかげで、より強い言葉が残って、それを完成したことで、自分が発する言葉も強くなって、それに伴う行動も責任を持つようになれました。「片づけ」という大きい枠でとらえていたことが、「選ぶ」ことにさらに注目して、より探求し始めて、行動が変わってきたことが一番大きな財産ですね。

 

立石 海外に行く人、みんな言うね。英語に変換したことによって、もっと制限がかかるので、言葉が強くなるって。

 

藤原 そうなんです。そんなところに効果があるとは思ってみませんでした。予想外です。

 

立石 最後に、お二人これからのビジョン、夢などがあれば教えてください。

 

西村 僕は講演回数を200講演目指していきたいと思っています。なぜかというと、このセミナーは、『旦那さんが家事育児を率先してしまう方法』なんですが、実は男性にもすごく響いた、ということがわかって。現在はセミナーの内容をブラッシュアップして、企業関係でも話しているんです。セミナーを聞いて、泣かれる男性もいて。なので、夫婦の大切さや家族の大切さ、その土台の上に仕事があることに気づいてほしいというメッセージを、講演回数を増やして、いろんな方に届けていきたいと考えています。家族が変わるきっかけを作っていきたいですね。

 

藤原 これまで「片づけ」という広いところで活動していましたが、もっと子どもや女性の選ぶ力を育てることを追求したいし、そのオリジナルセミナーを作りたいと考えています。そして、それで2冊目の本を出版したいなと。そして、自分しか作れないセミナーを作ると、自分の強みがわかってくるし、生き方も変わってくるので、ここに親子で関わりたいなと思っています。子育てと仕事を別にしないで、うまく子供も関わらせていきたいですね。あと、英語。英語も話せるようになりたいです!

※対談は2019年12月に行なわれました。

 

プロフィール

藤原 友子(ふじわら・ゆうこ)
選ぶ片づけ研究所代表
中学生と小学生の2男2女の母。第1子妊娠中に自己流で片づけを始め、第4子妊娠中に整理収納アドバイザーに。自分の片づけ経験と我が子との片づけバトルで「片づけには選ぶ力が必要」と確信。選ぶ力は、モノや情報が溢れ、考え方が多様化する現代社会において重要な力である、という考えのもと、捨てるのではなく、必要なモノを自分の力で選び、自分らしい暮らしを作る方法を伝えている。これまでのセミナー回数100回以上、受講生2000人以上。新聞、雑誌掲載20回。 地元テレビに75回6年に渡り出演中。著書に「片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本」(マガジンランド)がある。【HP】https://yu-mama.com


西村 博(にしむら・ひろし)
(有)西村自動車 代表取締役
自動車販売店、車検専門店、ペットのセレモニーの3店舗を経営。
15年前までは完全な仕事人間で、家事育児には非協力的だったため、愛想をつかした妻が家出をする事態に。その時に初めて家事育児を経験し、「正直、仕事の方が楽」だと実感。こんな大変なことを24時間365日してくれていた妻に、心からの申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいに。それから家事育児に協力するようになり、幸せな家庭が築けると同時に、面白いように仕事もうまくいくようになる。現在は経営の他、「男性も家事育児をすることが当たり前の世の中にする」を使命に、企業や学校関係で職場活性化、人材育成のセミナーや講演を行っている。また四国放送TV『ゴジカル!』のレギュラーコメンテータとして出演中。
【HP】http://www.kobac-higashimiyoshi-red.com/s/